- 2024-5-13
2024年5月10日(金)ふじやまワールドミュージック
富士吉田警察署 交通課より 交通事故捜査係 巡査部長 山崎義人さんをお迎えしました。
今回は雨の日の運転について伺いました。
車の運転には気象状況が大きな影響を与えます。
特に雨の日は、路面が滑りやすくなったりブレーキの効きが悪くなるなど、
交通事故が発生する危険性が高くなります。
雨の日は、まず速度を控え車間距離を長くとりましょう。
濡れた路面は滑りやすく、停止距離が長くなるほか、
場合によってはスリップによってハンドル操作が出来なくなることもあります。
また、ハイドロプレーニング現象といい、タイヤと路面の間に水の膜が出来る事により
車が浮いた状態となり、ハンドルやブレーキのコントロールが効かなくなる危険な状態になる事があります。
主に高速道路などで発生しやすい現象ですが、
バイパスなどでもスピードによっては発生してもおかしくありません。
やはり速度を控え、車間距離を取る事が大切です。
また、急な追い越し、急な車線変更も禁止です。雨天時はスリップしやすい為、
急加速をしないように充分注意しましょう。
トンネルの出入り口で気象が違う場合もありますので注意しましょう。
そして、雨の日は昼間でもヘッドライトを点け視認性を高める、タイヤの残り溝・空気圧のチェックなどは日頃から忘れないようにしましょう。
これから梅雨の時期を迎えますが、みなさま安全運転でお願いします。