- 2024-3-18
2024年3月15日(金)
13時台のゲストに富士五湖消防本部より
予防課 調査担当 消防司令補 小俣雄揮さんをゲストにお迎えしました。
今回は「火災調査」についてお伺いしました。
そもそも火災の調査を消防行政が行う目的は、火災調査を通じて明らかになった結果を、
これからの予防施策に反映させて似たような火災を無くすことに有ります。
火災の発生原因を追究する事も重要ですが、火災が思わず広範囲に延焼した場合や負傷者が出た場合、
延焼や負傷者が発生した要因なども調査する事により、
これからの法律の改正や関係する法令等の決まりを変える事に繋がり、
結果として今よりも安全安心な生活が送れるようになります。
出火原因について、富士五湖消防本部では1位が放火、2位がコンロ、3位が排気管となっています。
ただし、建物火災に関しては俗にいう「タコ足配線」によるコードの密集、埃が溜まったことによる
トラッキング火災などは住人が気を付ければ防げる可能性のあるものです。
また、火災報知器の設置も重要となりますので、消防本部でも火災調査は続けますが
みんなで防ぎえる火災は防いで、安心・安全な地域を作っていけたらと考えています。