第20回放送番組審議会議事録

  • 2022-3-10
放送番組審議会議事録

1  開催年月

令和4年3月

2 開催場所

コロナ禍のため、メール審議にて開催

3 委員の出席

委員総数   5名

出席委員数  5名

出席委員の氏名

西室 純子

松嶋 一恵

桑原 辰紀

小佐野才史

濱 恵子

放送事業者側出席者名

宮下 重人

 

4  議題

「ピースフルデイズ」

令和4年2月24日(木)(9:00~10:55)放送について

 

5 議事の概要

  • 番組の編成理由・内容の説明
  • 委員によるメール審議

 

6  審議内容

事務局より、コロナ禍のためメールにて審議をお願いし、委員総数5名、出席委員数5名であるため、放送番組審議会の規定により審議会が正式に成立する。

 

事務局(宮下)  審議にあたり、「ピースフルデイズ」の番組内容を説明し、番組のメール審議を行う。

 

桑原委員   初めは二人ともぎこちない感じで神部さんが少し冷たく感じ、心配な面もありましたが番組が進むとなかなか良い掛け合いになってきて安心しました。
朝の9:00~の情報番組という事ですが、ラジオを聞く人は運転中か、何かしら作業の最中に聴くことになると思いますので、作業の邪魔にならない丁度いい情報量だったと思いました。
たまに出てくる知らない情報(私は清少納言は男性だと思っていました)など適度に興味のあるお話が聞けてよかったと思います
全体的には朝の情報番組ならではの爽やかな感じでよかったのではないかと思います

 

 

小佐野委員  全体的に聴きやすい構成になっており、会話と音楽の流れが整理できていると感じられました。

パーソナリティの神部さんと渡辺さんがお二人で番組進行が初めてであることの紹介がありませんでした。コンビに至ったエピソードがあれば、発表しても良いかと思いました。

テレビ・ラジオを雑誌、SMS配信を単行本と分かり易く表現し、それぞれの特徴を掴んで説明されている点は評価できると思います。

マンスリーリクエストの「花」について、後半で再度アナウンスがあっても良いかと思いました。ハーゲンダッツのお供について、バックで流れているのはKennyGでしょうか。お二人の会話を邪魔しない音量とテンポで

聴きやすかったです。ただ、長野県の七味は無茶苦茶とか、山梨県産のマスカットは十分にブランド力があるから「合わせる必要がない」との発言は、ハーゲンダッツ公式ホームに公表されており、2県に対して失礼であると感じました。長野県の七味なら個性的で、想像が膨らむなどの抽象的な発言に留めることが出来たかと思います。神部さんが「甲州みそ」へ話題を拡張されて、お話されたのは、地元愛が感じられて良かったです。豆乳の話では、渡辺さんが地元忍野八海の豆腐が美味しいと宣伝したことは、大変良かったと思います。

SNSの様々なプラットフォームの存在について、お二人が実際に利用されているサイトが紹介され、渡辺さんのHOWTO系の話題では、「化粧の生中継」というお題をラジオと融合して新たな局面への挑戦とも捉えることが出来ました。今後、ラジオ番組向けでない「動画配信」をラジオ番組としてどのよう取り扱っていくのか気になるところです。

「ギター王国貴族」という音楽グループ、全く知らないグループでしたが番組全体を通して様々な音楽が流れたのは良かったと思います。また、この後に交通情報を発表されたのも流れとして良かったと思いました。

上記の流れを受けて、番組後半として「今日の一冊」は、古典文学を非常に分かり易く説明していただき、聴いていて想像が出来ました。清少納言の女子トークや愚痴など、現在と変わらないその想いを解読し、さらに分かり易く説明されているこの一冊を紹介されたことは非常に意義のあることと思いました。

 

濱 委員   パーソナリティの神部冬馬さんと渡辺博子さんのトークは大変良かったと思いました。ラジオから流れてくる二人の声が済みきっていて、美声で大変聴きやすかったです。

それに、身近な忍野の豆腐、吉田のうどんなどなど取り上げていただき、嬉しいです。また、印象に残っているのは、渡辺さんの誕生日が2月29日だったことです。4年に1回ですから、なかなかその日が誕生日にあたる人にお目にかかるチャンスはありませんでした。4年に一度の厚い祝福が受けられそうですね。音楽も、気に入った曲が流れて来て、ワクワクしながら聴くことが出来ました。

この地域は全国的にも有名で、紹介したりPRする内容はたくさんあり、魅力的な観光地だと思います。他の番組に負けないローカル番組として、どんどんPRして素晴らしい番組であってほしいと思います。そして、楽しい時間を創ってください。

 

松嶋委員    平日午前中の番組で、2人のパーソナリティによるトーク番組というのは、掛け合いがあるので情報が伝えやすく、リスナーもわかりやすいと思います。

今年度から、山梨県内のラジオ各局でも1番組に2人のパーソナリティの番組が増えておりますので、個人的には新鮮さはないですが、FMふじやまをメインに視聴しているリスナーさんにとっては、1週間のなかでこの番組だけなので、特別感があるのではないでしょうか。

また、番組冒頭でリスナーに何を募集しているのか、「今日のテーマ」や「マンスリーリクエストのテーマ」やなどいろいろ出てきて盛りだくさんな感じがします。特に2月のマンスリーテーマの曲をかけるのであれば、まず、2月の曲をかけた後で、来月、3月のテーマの順番の方が分かりやすいのでは   ないでしょうか。

次に多くの時間を割いていた「今週のサンニチから」ですが、ハーゲンダッツのバニラにあうものですが、正直、どちらでもよい内容でした。毎週聞いてないので何とも言えませんが、選ぶ記事については、少し聞いたことでためになるものとか、何か行動に移したくなるような、季節感のある情報であるといいと思います。

「今日の1冊」は、「絵本のとびら」のコーナーのように、興味を持った人が実際に手に取りやすいようにFMふじやまのWEBサイトなどに情報を掲載するとより分かりやすいと思います。また、その紹介した本が、富士河口湖町の図書館にあるとか、町の本屋さんにあるとか、地元とつながった情報になるのも良いのではないでしょうか。

最後に神戸さん、渡辺博子さんお二人の親密な感じが伺え,よいと思いますが、神戸さんのツイキャス見ていると、そのあたりは控えめな方が良いように感じました。

 

西室委員   お二人の気の合った軽妙で、テンポも良く、ユーモアやパンチの効いた掛け合いで楽しく聴けました。噛まずに滑舌も良く聴いていて心地よかったです。

「今日の山日から」のダッツのお供ですが、神部さんのコメントに同感しました。ひねりが無さすぎですよね。他の県も見てみようと興味がわきました。「配信動画見てますか?」は、リスナーさんからのメッセージやお二人のトークから、色々なサイトや楽しみ方があるんだなと参考になりました。

1冊の本、現代にも通じる解釈で、リスナーさんも気軽に手に取ってみようかなと思ってもらえたのではないでしょうか。1つのテーマでトークの時間や音楽をかけるタイミングも適切にまとまっていたと思います。

 

 

事務局    令和4年4月は休会とし、コロナ禍のため次回の開催は未定とする。

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