- 2024-2-16
2024年2月16日(金)ふじやまワールドミュージック
富士五湖消防本部指令課よりゲスト出演です。
「指令課の仕事について」
指令課は119番通報を受け付ける部署です。また、富士五湖消防本部の代表電話番号も指令課に繋がります。
火災や救急の要請、各種災害の際に住民の方との最初の窓口でもあり、必要な人員、車両を不足なく一刻も早く現場に向かわせることを目標としています。
119番受信件数は、例年8000件~9000件程度を受信しています。
電話に繋がったら、火災の発生か、救急車の要請かを伝えてもらい、後は指令課員が質問をしますので落ち着いて答えて頂ければ大丈夫です。
通報できる方が複数人いる場合は、なるべく土地勘があり、状況の分かる方が通報をした方がスムーズに対応できます。
★119番で聞く事
場所…たとえば「住所」「建物の名前」「世帯主の名前」「近くにある建物」など、いくつか質問します。
正確な場所に出動させるため、くどいように感じる方もいるかとは思いますが、間違いなくこの場所だと判断できるまで繰り返し質問をします。
内容…何がいつからどうなっているのかを聞きます。
何が起きているかによって、出場する隊や車両数、用意する資機材、現場で行う活動の方向性も変わってきます。
★診療可能な病院を知りたいとき
休日や夜間は「0555-23-4444」に掛けて下さい。
自動音声で診察可能な病院を案内しています。平日の日中であれば、インターネットで「やまなし医療ネット」と調べて下さい。
119番は緊急回線であり、火事や救急車を呼ぶときに使う回線です。病院の問い合わせには使用しないで下さい。
★救急車を呼ぶか迷った時は #7199 に掛けて下さい。医師などの専門家からアドバイスを受けることが出来ます。
★出場時のサイレンについて
「サイレンを鳴らさないで来てくれ」「途中でサイレンを止めて欲しい」といった依頼が良くあります。
しかし、消防車、救急車は緊急車両ですので、道路交通法(法39条関係)で緊急走行の際のサイレンの吹鳴および回転灯の点灯が義務付けられています。
ご理解いただけますようお願い致します。
★間違い電話について
間違い電話による119番通報が毎年多くあります。昨年は617件ありました。119番通報は受信した時点で緊急通報として対応します。
無言電話=間違い電話とはいきません。電話を掛け直し続け、位置情報を基に隊を出動させます。
間違えてかけてしまった場合は、無言で電話を切らず、間違えた旨を指令課に伝えて下さい。