- 2025-3-1

1 開催年月
令和7年2月
2 開催場所
FMふじやま本社
3 委員の出席
委員総数 4名
出席委員の氏名
桑原 辰紀
雨宮 恭平
西室 純子
濱 恵子
放送事業者側出席者名
渡辺 博子
4 議題
「FMふじやま防災特別番組」
令和6年9月1日(日)(13:00~15:00)放送について
5 議事の概要
- 番組の編成理由・内容の説明
- 4名の委員による審議
6 審議内容
事務局・渡辺) 審議にあたり、「FMふじやま防災特別番組」の概要、目的の説明
内容:富士河口湖町に暮らす女性防災士(障がい児の母)が避難生活への率直な不安、対処方法を語る。
富士山科学研究所の研究者が富士山噴火と防災について語る。
桑原委員)富士山の噴火や防災の意識という、地域の特性を生かした番組だと思います
日頃、意識していない防災意識をあらためて考えさせていただくきっかけになる番組だと思います。ただし、真面目な番組だけに少し長いかなと感じました。
長く聞いてもらうのは大変なことだと思いますが、例えば防災クイズみたいのがあれば
色々考えながら学べるし、もう少し楽しく聞けたのかなと思いました。
全体としてはいい番組ではないかと思います。
雨宮委員)そもそもの話として、9月1日にあわせて防災特別番組を組んでくださることにとても好ましく思います。 繰り返し、意識づけるのが重要だと思いますので、ぜひ継続していただ
けると有り難いです。
>女性防災士の方の方が防災士を志した理由の話
比較的特殊な家庭環境であり、そうではないリスナーにとってどこまで共感を得られ
るかは未知数ですが、私の場合は似た家庭環境であるため大変刺さり、一気に自分事として聴けました。こういう尖った境遇のお話も個人的にはいいと思います。
> 小さい子どものいる家庭向けの話・避難所での話
子ども向け持ち物についてはとても有用な情報だった。
避難所内での行動、持ち物 についてもとても有用な情報だと思う。
防災用品に マイナンバーカード等のコピー という情報は目から鱗だった。
>富士山科学研究所の研究者のお話
いきなり重力の話があり、「この人プロだ‥」という印象を受け、その後の話の説得力
が増したと思います。
専門的な話も噛み砕いて話してくださり、大変分かりやすく、有用な情報でした。
>ハザードマップの話、「ドリルマップ」という単語が唐突かつ聞き取りづらかったので
一瞬混乱しました。
SNSによる情報取得に触れたことに好感を覚えました。
MCの方の「噴火終了の判断」についての疑問は目から鱗でした。
>研究者の話は比較的専門的なこともあり、集中して聴いているとよくわかるので
すが、「ながら聞き」する場合は少し難しいかもしれないなと思いました。
>イヤホンで聞いていると若干ホワイトノイズが気になりました。
濱 委員)大変な思いをしている女性防災士(障がい児の子育て)の方、毎日の生活の中で
主婦ならではの繊細な事、一つ一つ考えて防災に取り組んでいる事には感動しました。
驚きです。頭が下がります。
最近は防災ばかりではなく、非常に多くの情報がSNSで飛び交っていて、何を信じればよいのか
自分で見極める事がとても大事と感じます。
また、研究者の話は、情報を前もって知る、キャッチする等、分かりやすいお話でした。
日が過ぎれば一度聞いただけの事は忘れてしまうので、特に高齢者は、防災の話が出たら
繰り返し聴く、見るなどが必要だと思います。
西室委員)障がい児の母であり、女性であり、防災士である視点からの多角的な、きめ細やかな気付きに基づく防災グッズや、避難の際の持ち物など、貴重なアドバイスが参考になりました。
防災意識や危機感は高まりながらも、具体的なイメージは持ちにくく、気持ちはありながらも
なにも準備が出来ていない状況でしたが、個々の状態や家族の状況に応じて、命を守り、避難先での生活をよりスムーズにストレスを軽減するような物品を、避難生活を想像しながら1個1個
詰めていきたいと思います。
障がい者のみでなく、乳幼児、要介護状態や認知症場を有する高齢者、病弱者のいる家庭など、
避難所に適応しにくい避難困難な家庭はたくさんあると思うので、他人事ではないと感じました。
誰もが自分の環境を十分考慮し、適切に準備ができたらと思います。
また、意識の問題でもあるので、自分の身内や友人知人にも話したいと思います。
繰り返し防災のテーマで放送して頂きたいと思います。
事務局・渡辺)頂いた意見を元に、さらなる防災意識を高めた番組、かつ聴きやすい番組を今後も作らせて頂きます。
事務局 審議委員人数不足につき選定中のため次回の開催は未定とする。
7 審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
なし
8 審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法及び年月日
- 議事録の本社事務所への備置き
②ホームページにて令和7年3月に公表
9 その他の参考事項
なし